雪氷冷熱エネルギーを利用するシステムを
一次系毎に分類すると次のようになります。

 貯雪施設の融解水が直接、配管設備を通って各室のファンコイルユニットへ送られ熱交換された後、貯雪施設へ送られ雪氷にて冷やされ再び融解水として循環する。
 貯雪施設の融解水が配管設備を通って熱交換器に至る1次系統と熱交換器から冷房対象施設へ冷熱を輸送する2次系統からなる。(2次側は、水又は不凍液循環系)
 貯雪施設の融解水が配管設備を通って熱交換器に至る1次系統と熱交換器から冷房対象施設へ冷熱を輸送する2次系統からなる。(2次側は、冷風循環系)
 1.「融解水直接」循環方式 と 5.「直接熱交換冷風」循環方式 の両方のシステムを複合したもの。
 貯雪施設で調整された冷風を給気ダクトで、冷房対象施設に輸送する。室内で暖められた空気は、環気ダクトを通り、再び貯雪施設へ戻され調整された冷風として再利用する。又、一部はバイパス回路を経由して、冷風との温度調整用に利用する。
 貯雪庫・貯氷庫の冷熱、又は、貯蔵庫に被せた雪氷の冷熱を自然対流により、貯蔵物の保存等に利用する。

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